HOME > 「ささえあい」とは > 代表のことば
|
「自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい」 雑感
|
茂 幸雄    
   私がイメージしているこのネットワークは、“ハチドリのひとしずく”のように、
自殺対策基本法でも謳っている「国民が健康で、生きがいを持って暮らすことができる社会の実現」に
向かって活動する「実践部隊」であり、自殺防止に関する理論や概論・統計資料
を作るためのものではなく、根源対策として、目前にある出来事に対峙して一つひとつの問題を解決することにより、
人の命を救い出し、結果的に理論・概論・統計資料を形成することによってそれが大きなうねりとなり、
この活動により国が動いてくれたらと思っています。
そのためには、集う者が気脈を一にし、ゆるやかな連携の下で支えあってこの目的達成のために一役を担い、
「自殺のない社会の実現」を願う個人やグループ、医療関係者、宗教関係者、知識人など多種多業種者による
「自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい」であればと思っています。
自殺する人の心情を考えた場合
・ 自分のため(厭世感など)
・ 家族のため(人柱など)
・ 主君のため(忠臣蔵など)
・ お国のため(特攻隊など)
・ 世界のため(国連など)
などが考えられ、また切腹と言ったいさぎよい行動が美談化されるなど、自殺対策基本法第2条(基本理念)で提示されている「自殺は、個人的な問題としてのみ捉えられるべきものではなく、その背景にある様々な社会的な要因・・・」、いわゆる社会的・構造的に追い詰められている死でもある事を認識し、例え一人の悩み事であっても、その悩み事を解決する手段や方法・体制が整えば、同じ悩みを持つ何十人・何百人もの多くの国民の命を救うことが出来ていることを学会や国に提言していくことも重要な活動であり、私たちはこの最前線で活動している「人命救助部隊」の一員でもあるとの認識を持ちたいものです。
以上
|
|